はじめまして。もやし丸です。
私は2019年1月の試験にてファイナンシャルプランナー2級に合格しました。
今回はファイナンシャルプランナーとは何か、勉強方法や実際に要した勉強時間について解説します。
ファイナンシャルプランナーとは
人生の夢や目標をかなえるために総合的な資金計画を立て、経済的な側面から実現に導く方法を「ファイナンシャル・プランニング」といいます。ファイナンシャル・プランニングには、家計にかかわる金融、税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度など幅広い知識が必要になります。これらの知識を備え、相談者の夢や目標がかなうように一緒に考え、サポートする専門家が、FP(ファイナンシャル・プランナー)です。
※日本FP協会による説明を抜粋しました。
実際FPの資格を取得してみて感じたことは、人生に関わるお金のことを、「広く浅く」学べる資格だと感じ、お金のことを理解するための入り口としては良い資格だと感じました。
ファンシャルプランナー2級の難易度
ファイナンシャルプランナー2級の合格率は約40%となっているため、他資格と比べ優しい部類に入ると考えています。
しかし2級を受験するためには3級を取得している必要があるため、3級合格者でも60%近くが落ちることを考えると油断はできず、十分に準備が必要な資格だといえます。
勉強方法
私が実践した勉強方法はひたすら過去問題を繰り返し回転することです。
教材は使用せず、過去問のみ延々と繰り返し解きました。
FP2級は過去問とほぼ同じ問題が半分近くを占めます。
そのため過去問を完璧にしていれば残りの半分を運で答えたとしても十分合格ライン(6割)に乗ると考え、過去問を使用した勉強が有効だと思い実践しました。
(1)学科の勉強方法
具体的には、学科は過去20回分を3回転しました。
3回転しても間違えるような問題は問題と解答を一覧にして、
印刷して試験当日持っていきました。
また苦手な内容の数字や図をネットから引っ張りオリジナル苦手ノートを作り試験直前まで眺めていました。
覚えることが多いのですが、過去問題をひたすら回すことで本質的には理解できていない内容でも、試験問題は解けるような状態が作れました。
本当は一つ一つをしっかり理解したほうが良いですが、限られた時間の中での受験だったため、効率重視で勉強を進めていました。
(2)実技の勉強方法
実技はFP協会で受けたのですが、過去7回分を1回転しました。
実技は学科の知識の応用で解けるため、
学科が合格ラインに乗っていればそこまで力を入れなくても合格できるような内容でした。
実技は、数字を変更しただけでほぼ毎年出るような問題も多くあったため(譲渡所得に関わる税金など)1過去7回程度解いてみてパターンを理解していきました。
実際に要した勉強時間
私が実際に掛かった勉強時間は約66時間でした。
毎日1時間程度勉強し、約2ヶ月掛かりました。
内訳は以下になります。
・学科の過去20回分 × 60問 = 1,200問
・1週目は1問1分、2週目は1問40秒、3週目は1問30秒程度で解いていた
・合計すると約44時間
・実技は1回分を約1時間 × 7回分で約7時間
・よくわからないところをネットで調べたり、苦手ノートを作成するのに約15時間
ひとつひとつの項目をじっくり理解するにはさらに時間をかける必要がありますが、試験に受かるためだけの勉強を行うようにしていたため、十分に理解できていない場合でもあまり深追いしないようにしていました。
また、3週目となると、問題の一言目を見るだけで回答が分かるようになってしまいますが、結果それでも問題なかったと感じています。
逆に苦手な問題は何週しても間違えていたため、試験直前はその苦手問題のみを徹底的に復習することで合格できたと思っています。
自分に合っていた勉強のコツ
学科の勉強については前述したとおり1問1分以内を目標にして解いていました。
1問ずつじっくり進めるのではなく、問題数をこなすことを優先して進めることで、
1週目の半分を過ぎたあたりから流用問題が増え始め、どんどん解けるようになってきました。
また、学科、実技共通していることでほぼ毎年出るパターンの問題を絶対に落とさないことを意識しました。
例えば以下のような問題です。
・生命保険の保障内容の問題
・譲渡所得に関わる税金
・6つの係数
・配当利回り
毎年出るパターンをおさえること、またその問題に慣れるにはやはり問題数、周回数が大切だと思いました。
まとめ
今回は私がファイナンシャルプランナー2級に合格するまでの勉強方法や勉強時間について解説していきました。
これから受験を考えている方々への参考になれば幸いです。
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